パイプ ピーターソン システムスタンダード 314
先日スウィートアロマティックのレビュー時に使用したピーターソン。
何故かあまり手が伸びないピーターソン。
今回そんなピーターソンをどうにかしようと試みる回である。
そもそもピーターソンの問題点がその特徴である”システム”によるものである事は承知の上なのだが、現状で出来ることがないか・・・
単純に思うのはドローフローに違和感を感じるのである。
じゃあエアフローについて変更できる点はないかと・・・
出来るだけオリジナル感は崩さないようにというのは意識するところ。
私が着目したのはリップの部分。
いいパイプはリップ部にこだわりを感じる。
ダンヒルのフィッシュテールだとか、作家モノのパイプなんかは仕上げが美しい。
まあPリップもこだわりのリップだろうが・・・orz
しかしながら仕上げは綺麗とは言えない。ここに改善の余地があるとみた。
そもそもリップスロットのように煙が広がるような形状では無いことに不満を感じるのでPリップの出口を拡張して、その効果を感じられるかを検証していきたいと思う。
※注(あくまでも私のピーターソンに関する不満なので一般的に当てはまる訳ではない。)
という訳でヤスリで少しずつ出口の穴を広げていく。
周りを傷付けないように慎重に削っていく。
約2時間後. . .
完成!
写真ではわかりづらいが、0.4mm~0.5mm位は広がっているだろう。
通らなかったモールが通るようになった。
おかげで茶色掛かっていた穴も綺麗になった。
煙道においても1mmの違いは大きな変化である故にこの変化もまた大きいと言えよう。
実際に咥えてみると前よりもスムーズにエアー通るようになった。
検証はまたの機会に。