パイプ煙草 G.L.pease ガスライト
私にとってはちょっとお高めなお値段の煙草。
ささやかな贅沢。
詳細があまり判らずお値段とパッケージで買った
G.L.ピース ガスライトのレビュー。
ラタキア系で開封時はスモーキーな香りが室内を漂います。
缶の中にはゴロッとした塊が2つ入っています。
クランブルケーキと言うらしい。
軽く湿り気を帯びている。
これを手で適当にちぎって良く揉みほぐし、軽めに詰める。
どうやら小振りなパイプでチビチビすうのが良いみたい。
ということでこのパイプ。
プリンスがストレートになったシェイプ。
ブルカップというのか?
とにかく小振りで、このご時世なにかと重宝する。
ガスライトのパッケージには
『霧に包まれた月の無い夜、曲がりくねった小石敷きの小道が古い鉄のランタンに照らされている。あなたはその夜と同じくらいダークな香りを辿る。あの忘れられない馴染みのある、抗いきれない魅惑的な異国の香りを. . .』
みたいな事が書いてある。
なかなか洒落ている。
どれどれ早速やってみよう。
ニコチンがかなり強めらしく、序盤はいきなりピリピリ感がお口の中を襲います。
でも舌が焼けそうなのとは違う。
辛いアレを食べた時のような. . .
そう ! 辛ラーメンのような. . .
だんだん癖になりそうなピリピリ感に没頭していると、
奥の方から旨味が見え隠れしてくる。
近づいてくる旨味に意識を合わせていくと、口の中が麻痺したせいか?
さっきまでのピリピリが大分マイルドになっているではないか!
そうこうしてるうちにニコチンが結構効いていることに気づく。
中盤~後半。
旨味とピリピリの中、
時折、ホットケーキのような甘味と香りを感じさせるが、捕らえ切れず消えていく。
また奥の方から何かがやって来る気配だけを残して。
夜の闇の中で霧に包まれていく様に. . .
喫煙終了。
小振りなパイプで喫煙時間は短めに設定。
それでも体調悪いとニコチン酔いでヤられます。
MM965等に比べるとさほどラタキア臭に癖を感じないが
濃厚な旨味とは違う。
この煙草の良さはストーリー性。
じっくり喫むべし。
「煙草でここまで表現出来るのか!」
と衝撃を受けた。
チャンバー径が小さめの高さのあるパイプに詰めて吸うともう少しマイルドな印象に。
パッケージと喫味がリンクし、一つの絵画のようでもある。
もはや芸術の域。
是非、喫煙前に一読しイメージを膨らます事を推奨する。
G.l.ピース。恐るべし!!