おちゅーさんnoフロータイム (チランジア. パイプ等)

チランジアとパイプをメインに、日常のあれこれを書いています。

パイプ カルナバで磨いてみた。

前々から気になっていたパイプのくすみ。
これをなんとかしようと、カルナバのフレークを買ってみた。
これを布に滲み込ませ磨いてみる。

まずはカルナバを布に滲み込ませる作業。
布の上にカルナバをセットしアルミホイルで包み、オーブンで熱をかけて溶かそうとするが、これがなかなか溶けない。
結局キッチンのグリルで焼いて見たら布が焦げてボロボロに。

完全に失敗。
他の方法を模索する必要がありそうだ。

いい塩梅にカルナバが染み込んだところが残っていたので、
これでパイプを磨いていく。

f:id:TAKUT:20190215225744j:plainf:id:TAKUT:20190215225828j:plain
磨く前。

f:id:TAKUT:20190215225922j:plain
f:id:TAKUT:20190215225943j:plain
磨いた後。

写真が上手く撮れない。orz

サササっと磨いてみた結果、劇的な変化はないが確実に艶は増した。
自然な艶感でこれはこれで及第か・・・
この艶がどのくらい維持できるのだろうか?

やってみる価値はあるが、別の方法をとった方が満足できるかも?
サンドブラストにも試したが狙った効果は得られず。

やっぱりバフで仕上げねばならないようだな。orz



精製カルナバワックス 100g

パイプ CHACOM ロイヤル

只今シャコムでラールセンマスターズブレンドを喫煙中。
f:id:TAKUT:20190214204629j:plain
このパイプは多孔質だからか?
喫味がスカスカになりがちなのだが、マスターズブレンドを適度に加湿し喫煙した時にとても美味しい。
煙草を加湿するヒュミドールは下に参照。
舌に感じる甘みを引き出す事もできた。
自分の持つパイプの中では相性はバッチリだ。
煙道は4mm。

シャコムの幻の名品といわれるロイヤル。
1900年代中頃に作られたパイプ。
仕上がりは綺麗で磨けば艶もでるしグレインも美しく好みだ。
ただしそこまで喫味がいいかと言われると煙草を選ぶかな?
アルジェリアンブライヤーが使われているらしい。
ボールの焦げをトップオフした時に
とても柔らかいブライヤーだと感じた。

フランスのアルジェリア植民時代による産物と捉えると
人類史における悲劇を想起させられる。
しかしながら同時にその手触りの優しさや気品を感じさせるのだ。




boveda humidipak 72% ボベダ ヒュミディパック 5個セット ヒュミドール


柘製作所 アルミ ヒュミドール 保湿器 パイプ 手巻き 手巻 煙草 たばこ タバコ 葉巻 加湿器

チランジア栽培 フックシー途中経過4

前回から6日。

f:id:TAKUT:20190212155851j:plain

花芽を見つけてからTOTALで約26日経過。
花穂が少し広がってきた。
紅葉はまだまだの様子。
初めのころは花序が斜め横向きに伸びてきていて
折れないか不安になったので上に向けてみた。
凛として美しいですな。

しかし花序が伸びるタイプは意外に時間かかるのね・・・
ちょっと期待が先行しすぎた・・・orz

まあちょこちょこ途中経過アップすればどなたかの参考になるかな?

タバコ依存性についての考察。3 ~Under Control~

禁煙に失敗してから2年ほどは
再度トライする気持ちが起きなかった。
禁煙に向かうにはそれ相応のエネルギーが必要なのである。

近年、異常気象により日本列島では各地で自然災害が起こっていた。
大雨による水害、地震や噴火、台風による風害が起きるたび、
自分が被災したとき
「タバコの供給が断たれ強制的に禁煙をしいられる事になったらまともに物事の判断ができるのか?」
と考えることもあった。

世間ではちょうどタバコの値上げの機運が高まりつつあった頃である。
アイコスが話題にあがる中、たまたまvapeに出会った事がきっかけで禁煙を再開する事になった。
これならタバコの代用として使え、コストも抑えられるのではないかと考えたのである。
Vapeに関しては前述の『vapeで節約しよう。 』の記事を参照して頂きたい。

タバコとvapeを併用しつつ徐々にタバコを減らす事ができたのだが、
最終的にニコチンリキッドを自作するに至り、完全にシガレットを絶つことができた。
この事で前稿の習慣的依存をvapeに置き換えたのである。



さて、ここで「おやっ?」と思う方もいると思う。


Vape についてはニコチンを添加しているし、今ではパイプ喫煙を楽しんでいる。
そう。私はシガレットをやめただけで、むしろ以前よりも煙草が好きになり、愛煙家と自負するくらいだ。

しかしながら以前のような強い喫煙欲求に駈られる事はないし、
例えば12時間タバコを吸わなくても離脱症状が起きることもないので、
吸える環境でなければ、吸わなくても一向にかまわないのである。

ニコチンについて全く依存性が無いかと言われればウソになるが、
チョコレートにも依存症があるくらいであるから、
何にだって大なり小なりの”精神的依存”はつきものである。



むしろ重要なことは”自分が主導であるか?”ということだ。
私の意識は『タバコをやめる。』ではなく『いかに喫煙をコントロールするか。』という意識に変わったのだ。
必然的にコントロール不可のものは排除、またはコントロール可能なものに置き換えれば良い。



ここで『ニコチン依存』という言葉について違和感を覚える。

Vapeにはニコチンを添加している。
パイプ煙草については口腔喫煙でもニコチン酔いを起こすほど強いニコチンが含まれている。

しかしながら『Under Control.』である。

ではそれらと激しい喫煙欲求を呈するシガレットの違いは何か?
シガレットには香料、結合剤、燃焼促進剤、工程助剤、酸化防止剤....200種もの添加物が含まれているのである。

結局のところ喫煙による『ニコチン依存』という言葉にはこれらの添加物が内包されているのだ。

これまでの経緯から強い依存を引き起こしている原因は添加物であるという事が、いとも簡単に想定されるのである。


『ニコチン依存』という不適格とも言える表現が、何故に一般常識的に響くのか?
その先は読者の想像に委ねる事としよう。


あくまでこの論考は科学的根拠に基づかない、私的な考察であることを改めておきたい。


今はパイプの煙を燻らせながらこんな事を思う~

    『銀椀裡盛雪』

銀椀裏に雪を盛るという禅語がある。
要約すると、
銀の椀に雪を持っている様は一瞥すると一体のように見えるがそれぞれ別のモノである。
という事を言っている言葉である。

ここから「本質をしっかりと見極めよ。」

と解釈したのならば、現代社会に対しての教訓としてピッタリではないか?
と思わずには居られないのである。



                                       タバコ依存性についての考察。完


タバコ依存性についての考察。2 ~二つの依存~

私が感じた喫煙依存のメカニズムについて話を進めていきたい。

 

一般に喫煙による依存を引き起こしているのはニコチンであると認識されている。

しかし、その認識は如何に乱暴なことか後々知ることになる。

 

私が禁煙1ヶ月目にして思い至ったのは、タバコ依存には身体的依存はもちろん、精神的依存についてもう一段掘り下げた時に"習慣的依存"による影響を体感したことが非常に大きいということである。

 

なぜそれを体感できたか?

その頃の禁煙手法としてニコチネルパッチを用いていた事による。

これはニコチン入りのシールを体に貼る事により、体内にニコチンを供給するものである。

それであるのにもかかわらず、タバコを吸いたいという欲求が頭をもたげるのである。

 

習慣的依存の例として朝起きたら一服、食後に一服、休憩時、就寝前に、飲みの席で、等々の潜在意識に刷り込まれた長きに亘る当たり前と思われる行動パターン

禁煙対策するにあたって、ここについての対策は不可欠である。

この習慣を取り除く、または何かに置き換える必要性が出てくるのである。

しかしながらこの習慣的パターンを”メタ認識”すること自体が喫煙の呪縛から解かれる重要な要素である。

 

もうひとつの問題である身体的依存。

ニコチンパッチを使用している以上、身体的依存は免れない。

ここに対しては少しづつ体内のニコチンを抜いていくことと、その状況に体を慣らす必要があるだろうと考えた。

学術的には脳内物質であるアセチルコリンが喫煙によるニコチンに置き換わることによってアセチルコリンによる回路が正常に機能しなくなるという事らしい。

 

禁煙時の離脱症状は当面3日は相当にきついものがある。

ヘビースモーカーであれば相応の覚悟を要するであろう。

この感覚は非喫煙者には理解しえない胆力が必要なのである。

当然、周囲の協力や理解など得られない領域であるものとして、環境には特に気を付けなければいけないだろう。

 

禁煙時において環境ストレスはもっとも恐れるべき大災害である。

筆者もその災害(火山噴火的惨事)に見舞われ、もろくもその企ては失敗に終わるのであった。orz

 

その後2年余りまた喫煙者に逆もどりしたという。

 良くも悪くも人間にはホメオスタシス機能(現状を維持しようという機能)が働いている。

それが現状の外に出る事を中々どうして許してくれないのだ。

 

 

   

                                                            次回に続く

 

 

 

 

タバコ依存性についての考察。1

本稿は私のタバコに関する体験と考察を何回かに分けて記述していく。

これから禁煙ならぬ脱シガレットしたいと言う方に参考にしていただければ幸いである。

タバコスモーカーにとって近年のタバコに対する値上げや喫煙所の減少、健康被害やマナー等のイメージの悪化によって、禁煙を迫られているという状況でもある。

 

禁煙ブームが高まるにつれ、電子たばこ(加熱式タバコ)がたばこ市場に台頭してきた。今、日本で最もメジャーなのはアイコス。出遅れたプルームテックもユーザーを伸ばしている。

例えばアイコスに移行したならば世間へのイメージの悪さは緩和されるだろう。

街で見かけることが多くなったアイコスユーザー。

ファッショナブルでスマートな外観。

モデルチェンジを繰り返し、専用ケースが販売されるなど、まるでipodのようだ。 

といっても分煙が進んでいるので喫煙所なり車の中なりで主に見かけることになるのだが。

一方でアイコスの独特な香りが苦手という人も多いようだ。耐久性やコストを考えると禁煙者の負担が増加しているようにもみえる。

結局また紙巻に戻ったという事例も実際に耳にしたこともある。

 

かつては私も世間一般に言われる喫煙者であった。

多い時期は1日2箱の時代もあったが

やめる直前はだいたい2日で一箱(20本)吸っていた。

一時的に肺が苦しいと思う事もあったがその時は辞めようとまでは思い至らなかった。

やめようと思ったのは、日頃から臭いや金銭面も気になってはいたが、きっかけとしてシガレットを直感的に毒だと感じた事が大きい。その時はシガレットに対し吐き気がするほどの嫌悪感を抱いた。

しかしその後もなかなかやめる事ができずにいたのが実際のところである。

 

そんな私が禁煙を2ヶ月程継続した事があった。

禁煙1ヶ月程で大きな変化が感じられたのは味覚ではなく、

タバコについての考え方という点だった。

短い間であったが禁煙者という檻の外側から、客観的に喫煙依存のメカニズムの一部を垣間見るにいたったのである。

                 次回につづく

 

参考資料 


【あす楽】11/15発売【新品・正規品】【製品登録不可】アイコス最新モデル【IQOS 3 MULTI キット】【連続使用できる最軽量モデル。待ち時間0秒で、続けて使用できます。】アイコス3 加熱式タバコ IOQS3 アイコス3マルチ

iQOS アイコス 専用 ケース カバー 合皮 レザー ケース クリーナー ヒートスティック 収納 アイコスケース iCOSケース アイコスカバー iCOSカバー シンプル おしゃれ 革 人気 便利 電子たばこ【雑貨micke!】


【あす楽】【新品/正規品】新プルーム・テック スターターキット(2018年6月〜)【火を使わない燃焼に伴う煙のにおいが無く、灰も出ないというJTが提案する新しいたばこスタイル】★電子タバコ PloomTECH プルームテック 本体 新型 ぷるーむてっく

パイプ オルデンコット

日本ではあまり流通量が多くないと思われるパイプブランド。
ドイツオルデンコット。
1909年創設、1992年廃業。



f:id:TAKUT:20190207162308j:plain



f:id:TAKUT:20190207162315j:plain


どことなく男らしさを感じさせる無骨なイメージを持つパイプ。
このワイルドさがとても好印象。

ブライヤーが良質なのか喫味は悪くない。
味の分解もそこそこ良く、他のパイプではあまり感じなかった”アンフォーラフルアロマ”の酸味を感じることができた。


ボールは肉厚ながら軽いのだが、残念ながら造りは繊細ではない。
リップは分厚く少々銜えずらい。
致命的とも言えるのだが、エアーの通りが悪い。
煙道がチャンバーのセンターから大分右にずれていた。orz


そこで、元々は3mm煙道だったのだが、
一か八かドリルで4mmに拡張した。(ダボ穴とチャンバー壁を傷つけないように注意。)

ついでにリップスロット付近の仕上げを施した。
エアフローは改善され、随分使いやすいパイプになった。



f:id:TAKUT:20190207162342j:plain



f:id:TAKUT:20190207162350j:plain



全長      138mm
チャンバー内径 20mm
チャンバー深さ 38mm
ポール高さ   43mm

これでSGのFVFを喫うと非常に快適に喫える。
なかなかオールマイティに使える心強いパイプである。


チランジア栽培 フックシー途中経過3

前回から6日後。

花序が15cm程に到達しました。
f:id:TAKUT:20190206123347j:plain

何処まで伸びんの?
何だか折れてしまわないか心配だなぁ。

花穂の膨らみが6つ。
なかなか豪華に咲いてくれそうな気がするけど、
染まり方がまだまだ。 

チランジア栽培 シーディアナ

 

売れ残りの筆頭、ダイソーで大体売れ残ってる種。(近頃の事情はわからないが。)

悲しきシーディアナ。

 

しかしあなどるなかれ、とても強健で水さえやっていれば気をつかわなくても

よっぽどのことがない限り腐らせる心配はないんじゃないかってくらい簡単で、

しかも着生させてクランプにすれば・・・

 

 

 f:id:TAKUT:20190205175109j:plain

 

カッコイイ!!

 

カミナリをイメージさせる草姿。

 

 f:id:TAKUT:20190205175130j:plain

 

 

花も咲いてないのにクランプ。

クランプになってからが本領発揮するという。

これはもっと増やしていきたい。

 

 

 


チランジア(エアープランツ) シーディアナ

VAPEで節約しよう。

今日は普段使っているvapeを紹介します。

2年前はシガレットスモーカーでバリバリ依存症のだったのですが、相次ぐ値上げや臭いの問題からVAPEに転向しました。
これまでは何度も禁煙に失敗していた私ですが、今は全くシガレットを吸いたいと思いません。(むしろ今は臭いも嫌なくらい。)
離脱症状によるイライラやダルさからも解放され、タバコを吸いたい衝動にかられることはなくなりましたし、
VAPEにしてから車の匂いも気にならなくなりました。

今はパイプと併用していますので月々のコスト的にはあまり変わらない位ですが、趣味として楽しめています。

しかしながら単体ではかなりコストの削減になりますので、

「禁煙したい!節約したい!無理なくタバコを辞めたい!」

という方に参考にしていただければと思います。

f:id:TAKUT:20190205140837j:plain
私の愛用のmod istick pico & serpent alt。
2年前から使っているのでもうかなり古い機種になるのですが、シガレットの代わりにということであれば十分です。
電池も交換式ですので長く使えます。

f:id:TAKUT:20190205140949j:plain
アトマイザーを交換したりドリップチップを交換したり。一時期VAPEにはまっていました。
ファームウェアアップデートしたり、色々カスタム出来るので結構楽しいですよ。
市販のリキッドは美味しいですが本格的に節約を考えるのならば、リキッドを自作する事をオススメします。

f:id:TAKUT:20190205140904j:plain

私は基本的にベースリキッド(ベジタブルグリセリン以下”VG”とプロピレングリコール以下”PG”)と自作のメンソールリキッドにニコチンを入れてます。
気分で香料も追加してます。
f:id:TAKUT:20190205140920j:plain

ニコチンリキッドに関してですが、国内では譲渡・売買は違法になってしまうので私はHILIQから個人輸入しています。
最短4日くらいで届きます。
そして特に注意してほしいのは濃度です。正確に計算しなければいけません。
ここは計算等細かい話になってしまうので割愛します。


メンソールリキッドは密閉性のあるガラス容器にメントールの結晶を入れPGを容器に満たします。
(メンソールを容器の半分に対してPGを8分目位。ベースリキッドのPGVGの割合にもよりますのでお好みで少しずつ調整していきます。一日置けば大方溶けると思います。)
私は季節によってメンソールの濃度変えてます。

これでわたしは禁煙ならぬ脱シガレットできました。
初期投資は少しかかりますが、長い目で見れば、禁煙外来なんか行くよりもいいのでは?


国内で購入可能なものに関しては参考までに下にリンク貼っておきます。


Eleaf istick Pico スターターキット(バッテリー1本 + リキッド 5本付き )電子タバコ 本体 アイスティック【 イーリーフ 】【 ピコ 】【 vape 】


ベイプ バッテリー 電池 Efest社 【IMR18650】3000mAH 35A フラットトップバッテリー イーフェスト[電子たばこ flattop battery vape 電池 リチウムマンガン] [J-42]


ファンタジー VG PGミックス7:3 ベジタブルグリセリン プロピレングリコール | 電子タバコ リキッド 電子たばこ 国産 VAPE ベイプ フレーバー リキッド 国産リキッド ベプログ 日本製 ニコチン タール0 大容量



プロピレングリコール (200g)


天然 メントールクリスタル 100g 【メール便送料無料】 feellife 薄荷脳/ハッカ/L-メントール 薄荷から抽出した天然のメントール 結晶 メントール含有量99.5%以上 (インド産) 手作り石鹸/ミストスプレー/虫対策/入浴剤/シャンプーに アロマオイルと併用OK

パイプ煙草 マーリンフレーク 2服目

また、ラットレーマーリンフレークを喫っていきたいと思う。

これで2服目になる、なかなか手ごわい、この繊細な煙草。

 

この度は、先月レストアした、恐らく我が家で最強であろうパイプで燃やしていく。

早々と、このパイプの本領を発揮する時が来たのである。

そのパイプの名は、Danmore。

f:id:TAKUT:20190203223728j:plain

70年代から80年代までの短い間の製造なので、流通量は多くない。

ダンパイプのマニファクチュアブランド。

小振りで軽く、その形が何とも可愛らしい、しかし気品も感じさせる、今一番お気に入りのパイプである。

およそのスペックを紹介しよう。

 パイプの全長145mm
 チャンバー内径18mm
 ボウルの直径36mm
 ボウルの高さ47mm
 チャンバーの深さ42mm

前回はしっかり解したが、今回はレディラブド位のイメージで解し、束ねるように詰めてみた。

(レディラブドとは解し済みで直ぐに詰められる状態の事をさす。バージニアno.1等がそれである。)

 

f:id:TAKUT:20190203224717j:plain

 

たまには音楽を聴きながら。

BGMにはスタンゲッツを。

 

いつもよりも少し気を遣って念入りに着火。 

 

強くない軽やかな甘みと香ばしさが立ち上がる。

上質な煙草だということを再認識する。

 

今回は舌が焼けそうな気配は感じない。

音楽に耳を傾ける余裕もある。

曲のリズムとサックスの音色が煙の柔らかさを引き立ててくれる。

 

 

そして至福の時間が訪れる。

 

 

この穏やかさに包まれた空間の中に酸味と微かな甘みとが混じり合う。

 

今はもう、そこに感じる温みを帯びた空気の流れとボールの熱に委ねて、煙と遊ぶ。

 

サンドブラストのかかったボールがトップに向かうにつれて緩やかに細くなっている。

これが丁度手に収まり、とても握り心地が良い。

 

中盤にかけてゆっくりと少しづつ味が濃くなってゆく。

キメが細かくシルキーな煙が酸味を運んできては鼻腔へと抜けていく。

際立った変化はなく、それが穏やかに続いていく。

 

中盤〜後半。

時折パイプから、まるで鼓動するような圧が感じられる。

酸味が濃くなってくるが、決して嫌味のない柔らかな気配に意識が溶けていく . . .

 

この味と感覚を端的に表現する言葉がない。

 

もはや形而上的な領域の出来事である。

 

 

この心地よさは自然が人類に与えてくれる安息。 

 

なんとも心地よい時間が過ぎてゆく. . . 

 

 

一時間経ったか?定かではない。

 

喫煙終了。

f:id:TAKUT:20190203224750j:plain

 

このパイプはもはやブレイクイン不要。

幸福感をもたらしてくれる美味いパイプに他ならないだろう。

クライマックスには酸味を伴った旨味も多少感じられたし、

実は風邪気味でありながらもここまで陶酔する事ができた。

欲を言えばやっぱり味は全体的に薄め。

ちょっと加湿してみるか。

 

今回はBGMを聴きながらの喫煙だったので表現が多少叙情的になってしまった。

 

 

改めて言える事はパイプは五感で感じて楽しむモノだということである。 

 

単に口腔内や舌だけで味わえるモノでは断じてない。

 

そこに歴史の偉業と自然の恩恵を感じる事ができたなら、人類の素晴らしさに感動を覚えることだろう。

 

 

 

 

 

 

 

パイプ ピーターソン システムスタンダード 314

先日スウィートアロマティックのレビュー時に使用したピーターソン。

何故かあまり手が伸びないピーターソン。

今回そんなピーターソンをどうにかしようと試みる回である。

 

そもそもピーターソンの問題点がその特徴である”システム”によるものである事は承知の上なのだが、現状で出来ることがないか・・・

単純に思うのはドローフローに違和感を感じるのである。

じゃあエアフローについて変更できる点はないかと・・・

出来るだけオリジナル感は崩さないようにというのは意識するところ。

 

私が着目したのはリップの部分。

いいパイプはリップ部にこだわりを感じる。

ダンヒルのフィッシュテールだとか、作家モノのパイプなんかは仕上げが美しい。

まあPリップもこだわりのリップだろうが・・・orz

 

しかしながら仕上げは綺麗とは言えない。ここに改善の余地があるとみた。

 f:id:TAKUT:20190202205923j:plain

そもそもリップスロットのように煙が広がるような形状では無いことに不満を感じるのでPリップの出口を拡張して、その効果を感じられるかを検証していきたいと思う。

※注(あくまでも私のピーターソンに関する不満なので一般的に当てはまる訳ではない。)

 

という訳でヤスリで少しずつ出口の穴を広げていく。

周りを傷付けないように慎重に削っていく。

f:id:TAKUT:20190202210243j:plain

 

約2時間後. . .

 

 

f:id:TAKUT:20190202210514j:plain

f:id:TAKUT:20190202210559j:plain

 

完成!

 

写真ではわかりづらいが、0.4mm~0.5mm位は広がっているだろう。

通らなかったモールが通るようになった。

おかげで茶色掛かっていた穴も綺麗になった。

煙道においても1mmの違いは大きな変化である故にこの変化もまた大きいと言えよう。

実際に咥えてみると前よりもスムーズにエアー通るようになった。

 

検証はまたの機会に。

 

 

パイプ煙草 ラールセン スウィートアロマティック

 

パイプ煙草を独自の視点で、

且つ臨場感をもってレビューしていく。

 

パイプ煙草を始めたい方や初心者の方の

ヒントになるようなブログをわかりやすく書く。(私も2年目の初心者だがorz)

 

という事をテーマにやっております。

 

今回はラールセン スウィートアロマティックをレビューしていきます。

私は2度目の購入となります。

 

f:id:TAKUT:20190202170328j:plain

パイプ煙草を置いてあるお店であれば、大体のお店に置いてあり、それこそ初心者にお薦めしたい銘柄。

 

開封すると黒っぽい葉と黄色の葉が混ざり合った煙草が出てくる。

f:id:TAKUT:20190202170404j:plain

 

この時の芳香はたまらなく良い!!

 

ラム酒の中に柑橘系の香りとビターなチョコレートを想像させる。

思わず何度も嗅いでしまう。

 

それを適ほぐしてパイプに詰める。

よく三段詰めといわれるが、わたしはフランクメソッドと呼ばれる詰め方を参考にしている。

基本的に大きめの葉はボールの下方に詰めるが、

後は適当に軽くパラパラと入れてボールの胴部をトントントンっと叩いて詰めていき、

ボウルトップ付近はできるだけ隙間が空かないようにする。

最後にドローを確認。自然に吸い吹きして軽く抵抗を感じる程度に。

 

f:id:TAKUT:20190202170437j:plain

さて、パイプは最近めっきり出番が減ったピーターソン。

システムのおかげで味がかなりスポイルされるので手が伸びない。

お手入れのしやすさと見た目は好きだけど。

 

そして火が満遍なく表面に火をまわすように着火。(私はガスライターで着けます。)

表面が膨らんできたらタンパーで均します。

何度かこれをやってるうちにいい感じで火種が落ち着いてきます。

あとは軽く吸い吹きしていくだけ。

 

合間でタンパー使いますが、基本的には着火面の様子をうかがう程度です。

 

喫味はというと、序盤は先ほどのラム主体の香りの中にビターさや酸味を感じるが、やはり少しケミカルっぼい臭いがします。鼻の奥に苦味を伴ったピリピリを感じます。これはバーレーによるものか?

 

中盤から何か花のような香りが立ち始める。

パイプの匂いと混ざりあっているのか?

 

 終盤、舌に感じる甘味が微かに現れ、フワッと消える場面があったが、捉えきれず喫煙終了。

 

f:id:TAKUT:20190202204739j:plain

 

今までパウチものといわれる煙草をいくつか喫んできたが、ラールセンは比較的煙草自体の質がいいと思っている。なぜなら以前かなりの甘みを何度か感じたことがあったので。

その期待から今回の購入に至ったわけだが・・・

 

今回、若干乾燥気味だったせいか、その甘みまで感じることはできなかった。

 

開封直後って大体そんな感じかなと思ってます。

 

 

ピーターソンだしな・・・

 

 

 

 

パイプ煙草 ラットレーマーリンフレーク

やって来ました。

バージニアの代表格、王道ラットレーマーリンフレーク。

経験値として一度は喫んでみたい銘柄。


f:id:TAKUT:20190201220931j:image

早速、開封


f:id:TAKUT:20190201224552j:image

こんな感じ。フレークの板が13枚位になっている。

若干酸っぱい香りがする。

ペリク入りの煙草は初めての経験。

適度な湿り気がありすぐに解れる。

これを軽く解していつものようにラフに詰める。
f:id:TAKUT:20190201225018j:image

 

着火直後は一般的なバージニアの香りが広がる。

軽くオイリーな香りだ。

火付きは悪くない。

バージニア特有の舌焼けがおきそうなので、

火種が安定したらごく弱めなドロー&ブローで吸い進んでいく必要がありそうだ。

これは繊細な煙草だ。

なかなか神経を使うぞ。

段々とバージニアの奥行きが感じられる。

時折、微かな酸味(これがペリクなのか?)が感じられ徐々に顔を出してくる。そして上品で雑味の無い、良い意味で素朴な味が続く。

思っていたよりもマイルドだ。

甘さはあまり感じられない。

 

中盤、やや浅いところの酸味が広がっている。

やや吸い吹きを強めにしたり、ボールトップを指で覆い変化を楽しむ。

終始穏やか。

常喫に向いてるんだろうなと思うがお値段がもう少し手頃だったらなと言わざるを得ない。

特段の感動やインパクトはないが上品で穏やかなところが良さといったところか。

集中が必要な、かなり上級者向けの煙草とみた。

 

一時間程で喫煙終了。

 

穏やかな酩酊感が残る。

なんとも落ち着く煙草だ。

 

品の良さ、雑味の無さだとマーリンフレークだが、

値段やインパクトを加味して総合的には今のところFVF に軍配があがる。

 

まだファーストインプレッションにすぎない。

バージニア系は時間が経つと味がハッキリ出てくるイメージがある。

少し時間がたったらまた違った顔を覗かせてくれるかもしれない。

解しすぎたか?詰めかたを工夫してもいいかも?

繊細さゆえにパイプを選ぶ煙草かもしれない。

思惑は尽きない。。。

 

 

 

 

 

 

チランジア栽培 カプトメデューサ 

家のカプトメデューサエ。



f:id:TAKUT:20190201122906j:image

奔放にその葉(触手?)を伸ばしております。

 

大変蒸れやすく腐らせたことも何度かありました。

常時室内環境で送風設備がないならソーキングで腐る可能性はかなり高いでしょう。

 

ふと成長点に目をやると、


f:id:TAKUT:20190201123617j:image

なにやら赤みを帯びている様子。

 

これはもしや花芽の予感!?